アトモスフィアの双盃

アトモスフィア(atmosphere)とは空気のことじゃなくて雰囲気のこと

写真じゃ伝えられない32MB

今年のコミックマーケットに参加するにあたって25個の目標をかかげました。その中の1つ『けものフレンズのトキのコスプレを見る』

 

成人女性ではなく10才くらいの子でした。完璧でした。涙がでました。自発的だったからです。歌ってたもん。絶滅しないでくれ。

  

いつしか携帯の写真を撮らなくなった。単に面倒くさいからだけじゃない。『感動した瞬間』を写真に表せない歯がゆさ。感動した瞬間をキッカケとして写真を撮る。その5秒後の世界が撮られる。プロだと1秒以下や0秒である。

 

中学校の教師が言う。「カメラばかりに気を取られすぎず、自分の目に焼きつけておきなさい」現代では焼くという表現が正しいのか怪しい。SDカードと脳の記憶とのちがい。撮った写真を見直す。どうしても感動しにくい。"あの"瞬間ではないようなもどかしさ。

 

どうやら、感動のスケールを言い表したいようだ。ヘンな言葉で表すとしたら座標軸。はじめてスカイツリーを見たときの、あの首が痛くなる感じ。

 

あのあの使いすぎだ。こんな文じゃ伝わらない。

 

結果、『言葉にできない』『ヤベェ』『今までにない』などと言って逃げる。怪人・イマダメーだ。