アトモスフィアの双盃

アトモスフィア(atmosphere)とは空気のことじゃなくて雰囲気のこと

やらしさの中から芸術さを見いだす

2015年の映画『ビキニ・カー・ウォッシュ』は、タイトルがアカラサマである。

 
今まで見た映画の中でポロリがおおかった。アールジューゴ。トクマルシューゴTSUTAYAは取り扱いってないっぽいので仕方ない。Netflixを再契約。この夏にオヌヌメです。いかがでしょうか?


登場人物2人に水着にならない子(正しくは「水着にならない子」と「後半水着になる子」)がいる。この2人が印象に残ったし、良い映画だなあと思った。


この2人は外面ではなく内面にシフトしている。つまりドラマがあり、クライマックスを持っていってくれる存在。視聴者に共感や面白さをけん引する貴重な存在。

 

女性も制作に関わっているからか男女関係なく楽しめる作品だ。過激でないフェミニストにオススメできる。


「はぁ?スポンジ使えよ。意味わからん」

「女体で洗うな、きたない」

「女性を侮辱している」

 
男はタイトルで惹かれなかったらもう終わり。

 

ほかにも見どころはたくさんある。 

  • 酔ったトリちゃんの声が甘納豆みたい
  • 頭のネジがぶっとんだカウボーイ
  • キマシタワーの建立

 でも1番は、クルマに乗っているオッサンの笑顔がステキ。燦々ときらめいている。

  

やらしさの中に芸術さを見いだしたい。