向こうからやってくる現金払いは不可避でいいと思う

キャッシュレスな生活を謳歌している人たちでも、さすがに現金が向こう側からやってくる場合は譲歩して受け入れていると思われる。

たとえばモスバーガーではアプリで事前注文をすると10円玉がもらえる。通信代というのが正式な理由だが、通信＝10円というガバガバ計算式の詳細を教えてほしい。通信代をゼロ円にすることは現代において簡単なことだ。フリースポット等は飲食チェーン店、コンビニなら確実にあるし、駅や公共施設でも増えてきた。10円でなくとも10モスポイントでも嫌な人はいないと思う。

キャッシュレス過激派は10円玉を捨てたり、アプリ注文の備考欄に「10円玉不要なので渡さなくて大丈夫です」と書くのだろうか。それでも店員さんはそういう決まりですのでと無理やりお金を渡そうとするのだろうか。融通の効かない店員VS変な客。お金を取り立てる怖い人はよくいるけれど、お金を無理やり渡そうとする人もなんだか不穏だ。

キャッシュレスを極めし者に実態のある10円玉が寄与されるのは、変な話だ。これはなんて言うのかな。逆説的？避けても近寄ってくる変態さん？

ネット買い取りは銀行振込でキャッシュレスだが、店頭買い取りは現金である（ブックオフを除く）。これも向こう側からやってくるので、普通は避けられない。どうしても避けたいなら売らず捨てればいい。店頭に行く時間や労力を無下にしなくてもいい。

手に入れたお金は財布に入れておくと非常に重たい。小銭で買いたい品物も特にない。自動販売機はCoke Onの誕生。初詣は混むだろうし、行かなくなってしまう。キャッシュレスに対応したら参拝するかも、神様は参拝客が減ったら慌てるのだろうか。

残された使い道は小銭可能なATMに入金するかポケットチェンジするか。

キャッシュレスを普及させる方法は、キャッシュレスのキャンペーンを打つことでも、CMを打つことでも、還元率あげることでもないと思っている。敷居を下げることで、銀行振込もキャッシュレスだと明言すること。クレジットカードしか知らない（クレカすら知らないとか）事態を避けたほうがいい。

不要なものを売り、モスバーガーでシェイクを注文する。ふりだしに戻る。

私事。めっちゃ混んでいるファミマでメルカリの発送してごめんなさい。実は近くにPUDOが設置されていたなんて知らなかった。PUDOは大都会にしかないと思っていた。探してみると近くにあるかも。1回くらい使ってみたかったんだ。