お問い合わせ先の大迷路、よくある質問大迷宮
Webサイトの中で最もアクセスされるページは、よくある質問のページであるという。多くの人がアクセスするのでこのサイトを充実化、注力することでユーザビリティあがる
わっきゃない。
多くの人がアクセスする、まず前提からNo Goodであることに気づけていない。YouTuberの面白動画のアクセス数と勘違いしていないか?大前提として、このページは手段であり目的でない。ここのアクセスが増えることは決して名誉なことではない。
充実しているかどうかも怪しい。どちらかといったら網羅であり、今まで蓄積されたありとあらゆるQ&Aが壁となってしまっている。コナンくんも真っ青の大迷宮。サイト内を行ったり来たり。そりゃアクセス数は増えるだろうが。
よくある質問で解決できるとたかを括っているため、よくない質問への対策が欠けている。具体的には、よくある質問を前面に押し出したせいでお問い合わせ先が隠れる。お問い合わせ先にはたどり着いたがメールのみ(電話する余裕がない、文章で伝える必要があるなど)or電話のみ(緊急性があるなど)。電話の場合、今日が土日祝日だったり真夜中だったりする。
真相は、よくない質問を抱いたが解決できず諦めたユーザだったのだ。しかし愚かな奴らは、よくある質問を抱いてよくある質問ページを読んで自己解決したユーザと早とちりした。結果ユーザビリティはむしろ下がり、質問も来なくなり、使うユーザは減少。サービス終了というオチ。あーあ。
よくない質問を抱くのは、本来サービスにとってよいことのはずだ。作る側が見えなかった改善点があるかもしれない。しかしながら、よくある質問ページはその質問を萎えさせてしまう危険性をはらんでいるのだ。
ユーザーが俗に言う『よくある質問』を思いつき「よくある質問ページは無いかな?」→「おっ。あった、えーっと、、、書いてあった。なるほど!問☆題☆解☆決」ってならない。
よくあるかないかはさておき『質問』を思いつき「解決したいんだけど、Webサイトに書いてないかな?」→「よくある質問ページに書いてあるのかな?」
→「えーーーっと、、、書いてあった。なるほど!」(よくある質問だった)
→「えーーーっと、、、は?」(ない質問だった)
サイトを作る人は「よくある質問でしょ?」と決めつけている。質問を真摯に答える。ある質問に対する頻度が多い。だからって、よくある質問ページを作るな。サービス内容の見直しをしろ。