アトモスフィアの双盃

アトモスフィア(atmosphere)とは空気のことじゃなくて雰囲気のこと

キャッシュレスガチ勢、現金を使う

とうとうこの日が来ちまった。

 

あらゆる手を尽くしてキャッシュレスをやりまくり、ガチ勢を自負してきたが、久しぶりに現金を使う必要がでてきた。

 

その回避できない条件とは

「初対面の目上の人と外食に行く」

 

目下なら行き先をコントロールできるし、身内も頑張ればできる。しかし初対面かつ目上の人は難しい。自分には無理だった。というか初対面の人と外食に行くシチュエーションが日常的に全くない人間なので油断していた。営業マンならよくあることなのだろう。

 

株主優待は無理。いきなり決まったことなのでホットペッパーも無理。Go To Eatはつかえそうだったが、あの券を買うに現金が必要なので論外。

 

幸いセブンイレブンが近くにあったので大人しくpringで1000円札を引き下ろす。キャッシュレスガチ勢の考えることはまだ終わらない。

 

お釣りは無し、もしくは少なく済ましたい。よって1000円の品か、500円の品を購入したい。

 

こういうチェーン店でない外食というのは意外と500円で買えないものばかりである。480円だったり、600円だったりするものだ。現金派からすればどうでもいいことなのだろう。しかしキャッシュレスガチ勢にとっては死活問題。金額は大事であり、1円単位に必死である。1円違うだけで還元率やキャンペーンが適応されなくなるため大事なことなのだ。

 

500円の品を注文する、案の定サイドメニューになってしまう。お腹ぺこぺこではなかったし、問題はないと思われた。

 

しかし他の人たちは空腹だったようで、気を遣わせてしまった。

 

・・・あれ?やっちまった?

 

でも初対面の人たちに向かって「お腹減ってないので外で待ってます!」は流石にヤバい人な気がする。

 

キャッシュレスガチ勢なのはバレなかったので、良しとしよう。