アトモスフィアの双盃

アトモスフィア(atmosphere)とは空気のことじゃなくて雰囲気のこと

支出の現金払い・向こう側からやってくる現金・そして最後の1つ、最終決戦に追い込む

私はキャッシュレスガチ勢である。いきなりなんだ。 

 

ある時を境に全ての支払いをキャッシュレスに移行することができた。

スーパーなどの食費、ラーメン屋を含む外食、衣服や趣味、交通費。難易度は上がるが税金、郵便料金、ライフラインもなんとかできた。さらには表向きはキャッシュレス非対応の店に対して、株主優待券やホットペッパーなどあらゆる手を尽くして乗り越えた。完全に病気のドン引きレベル。

 

向こうからやってくる現金は受け入れることとした。

どんなにキャッシュレスを極めても向こう側からやってくる場面はかなりある。具体的にはゲームやCDの買取代金、モスバーガーなど。ATMを使わないのに、なぜか財布にお金があるという状況に到達した。もちろんATM手数料は払っていないし、万が一に備えて楽天銀行住信SBI・みんなの銀行・Pringという味方を付けたことにより、最低でも13回ほどはATMで無料で出金できるという状況だ。

 

手に入れた現金はそのまま使うことも貯金箱にいれることもなく、郵便局のATMにぶち込んだ。(ただ来年から手数料が掛かるので、ポケットチェンジに頼るかもしれない)

入金した後は楽天銀行アプリで楽天銀行に移行する。近いうちにゆうちょ銀行を廃止して、メインバンクをネット銀行に移行したいとも構想している。奨学金の返済という高い壁がある。

 

前置きが長い。そろそろ本題だ。

 

支出、向こう側からやってくる、もう1つ。キャッシュレスガチ勢の私を悩ませる、最後の現金行為があったのだ。

 

それももう終わりを告げるのだけど、かなり手強かった。「仕事上での現金」である。

 

具体的にはコンビニ店員を始めとするレジ業務だ。完全キャッシュレスの店は少数派の中の少数派である。キャッシュレス対応のお店でも、お客が何を使うかは自由だ。(幸楽苑日高屋でキャッシュレスな客を見たことがない、楽天ポイントすら持っていない、100円で1ポイントって有り難いことなんだぞ?Do you understand?)

 

ルフレジを導入する。小銭が不足すると補給しなきゃいけない。皺々のお札を入れて詰まらせる厄介な案件。おいこら。

 

ファミマやNewDaysのようなキャッシュレス専用セルフレジを導入する。誰も使わない。おいこら。

 

レジ締めを行う。10円足りない。10円のために変な汗をかく。報告することが面倒だったり、報告する人との関係性によって、普通だったり地獄だったりする。

 

リクルートなどの詳細検索で、レアバイト・まかないアリのようなチェック項目がある。その中に「現金なし」という項目がほしいかったりする。今の世の中に需要があるんじゃないだろうか。

「だったら事務職とか、配送とかになればいいんじゃない?」お前ホント分かってねえ〜な〜、って言われない?そういうことじゃない。ほんと使えない。

 

この問題を解決する方法にはお客が変わらないといけないので、私ができることは退職することである。準備に1年かかってしまった。

 

これで完全キャッシュレス派となった。